年中行事
1月1日 新年祝祷会
1月13日 初御講会
節 分 節分追儺会
2月7日 日興上人会
春分の日 春季彼岸会法要
4月13日 御霊宝御風入会
4月29日 垂迹祭
土用丑の日 御大事御本尊会
秋分の日 秋季彼岸会法要
11月12日 御会式逮夜法要
11月13日 御会式正当法要
12月31日 除夜の鐘
諸祈願の案内
諸祈願はいつでも受け付けておりますので、寺務所にご連絡ください
御会式 とは
日蓮大聖人御会式法要十一月十三日は本山での御会式法要がございます。御会式とは宗祖日蓮大聖人が池上本門寺にてご入滅なされた日に行う法要を指します。主に十月十三日を中心に法要を催し池上本門寺では数十本の万燈行列をなし読経をして盛大な祭事としても知られています。
日蓮大聖人は弘安五年(一二八二年)十月十三日辰の刻(午前八時)武蔵国池上郷の池上宗仲氏の館(東京都大田区)にてたくさんの門下に囲まれ御経読誦のなか六十一歳をもってご入滅なされました。本山では旧暦になぞらえ十一月十三日にご回向し前日の十二日には「御逮夜法要」を行います。
毎年全国各地で盛大に行う御会式ですが、私達の祖である大聖人がご入滅された日になぜこのような祭事として盛大に行うのでしょうか、大聖人の御命日忌悲しみ弔うべきではないかと一見真逆に思えるこの行いですが、この「御会式」の目的は日蓮大聖人のご入滅を悲しみ弔う法要ではありません。もちろん弔いの心があってはならないというわけではありません、ですが本来の目的は日蓮大聖人とその御生涯に対し「報恩感謝」をするというのがこの御会式の趣旨であります。「報恩会式」とも呼ばれるほどです。
この報恩とは恩に報いる事を指し、大聖人もこの報恩をとても大切にしておられました。大聖人は生涯たくさんの御遺文と呼ばれるお手紙や文章をしたためられておりますが、その中でもこの報恩という言葉はとてもたくさんでてきます。「報恩抄」という御遺文もあるほどです。これは大聖人の御師にあたる「道善御房」に送られたお手紙になります。この報恩は御会式だけでなく日々の生活の中でも欠かしてはなりません、皆様もまずは十一月十三日本山で行われる「御会式法要」ひいては十二日に行われる「御逮夜法要」にご参列頂き日蓮大聖人とその生涯への報恩感謝をご一緒に致しましょう。 了
