四月二十九日(月・祝日)、世間一般ではみどりの日、昭和の日とされていますが、当山では年中行事である本化垂迹天照太神祭が奉修されました。重須太神社殿前より歩まれ、鈴木春雄執事長の下、塔中僧侶らが垂迹堂へと昇堂し、午前十時より法味言上がなされました。垂迹堂は、日興上人が七二八年前に重須の地をひらかれた際に、建立なされた三堂と言われるお堂の一つです。焼失して永らく再建が叶いませんでしたが、第四十七世貫首日幹猊下が昭和五十三年に落慶奉告がなされてより、それをご縁に重須孝行太鼓保存会を発足し、以来毎年、勇壮な祭典が行われる様になりました。本年は五十名を越える重須孝行太鼓保存会の面々による、奉納太鼓をご披露して頂きました。鈴木執事長は挨拶で「コロナ禍で活動が大変厳しい年が続いておりましたが、練習を重ね、今年はこの様に大勢の皆様による大変力強い奉納太鼓を拝聴させて頂けた事、天照太神様、日興上人様も大変お喜びになられていらっしゃることでしょう。」と述べられました。重須孝行太鼓保存会は発足より約四十八年、今なお熱心な少年少女達によって地域内外において活動を行っており、昨年では三十件以上の演奏が行われました。重須孝行太鼓にご興味がある方は、お気軽に本門寺まで、お問い合わせ下さい。
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